2016年04月15日

エレクラフト社が新製品 K・Podと200Hzのクリスタルフィルタを発表

エレクラフト社からK3関係の新製品が2点発表されました。
製品は今週末行われる2016年国際DXコンベンションの会場で発表されます。

K・Podコントロール
K.・PodコントローラはK3またはK3sに接続してK3のフロントパネルの一部の機能を手元で制御するコントローラです。 
パソコンのキーボードのそばなどにおいて、リグ本体に手を伸ばさなくても、ログやクラスタ、デジタル通信の操作をしながらすばやくVFOやRITなどを制御する事ができます。 
K-Pod全面
大型ダイアル
コントローラの中央には大型のダイアルがありVFO A,VFO B、RITのつまみとしてスイッチで切り替えて使用できます。

8個のマクロ定義可能なボタン
またつまみの周囲には8個のボタンがあり、それぞれのボタンにK3/K3sの特定のボタンの機能を定義して使用できる他、それぞれのボタンには単独の機能だけでなくマクロ設定機能を使って連続した一連のボタン操作を定義する事ができます。 K3/K3sにはマクロまで2個の定義可能なボタンが2個ありますが、K・Podコントローラと合わせて10個のボタンが使えるようになります。ボタンはタップ(短押し)、ホールド(長押し)で別の機能を設定できるので、合計16種類のボタン操作をワンタッチで行えます。
K-Pod背面
汎用出力
K・Podコントローラには3回路の汎用出力があり、外部機器の制御に使用可能です。
ボタンの機能の設定は背面にあるUSBコネクタを経由して、パソコンから専用のユーティリティーソフトを
使って設定します。  販売価格は$249.95 すでに予約受付を開始しました。
 出荷は2ケ月後を予定しています。
詳細情報は  http://www.elecraft.com/k-pod/k-pod.htm


KFL3C-200
KFL3C-200はK3/K3s用の200Hz帯域の6ポール・クリスタルフィルターです。 従来はKFL3A-200の5ポールのフィルターがCW用としてあったのですが、廃品種となっていました。 今回ポール数を1個増やして従来製品
よりさらに切れを良くして再登場しました。 微弱なCWとの交信や狭帯域デジタルの運用に最適です。
価格は$129.95です。 受注を開始しました。
posted by 木下重博 JA8CCL at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2016年04月14日

RMイタリー社 150Wリニアアンプ 衝撃のキャンペーン価格で提供

エレクトロデザインでは昨年、RMイタリー社から一年以上前からリニアアンプの販売の打診があり、サンプルを取り寄せて技術的な評価の上、HLA-150V Pullusについて販売を開始しました。 RMイタリー社からは直輸入販売だけでなく故障修理などの技術サポートは日本国内で当社の独自技術で行います。
今回、一層の普及をめざしてHAL-150Vを特別キャンペーン価格 45,000円で提供します。

RMイタリー HLA150Vpllus
100Wクラスのリニアアンプは国産メーカーが無くなった今、国産品の再生が待ち望まれる処ですが、一方でRMイタリー社のリニアアンプの製造には歴史があり、技術的にも評価が高まっていますので、普及品としてのリニアアンプは、当社で販売しているK1,K2,K3,KX3などにもマッチし、より低価格で100Wクラスの出力が得られる手ごろな商品として魅力があります。 問題は性能で、新スプリアス基準対応品でなければならないのですが、HLA-150Vに限っては出力にキャリア感知による自動バンド切り替え機能付きのローパスフィルタを装備し、新スプリアス基準対応となっています。 RMイタリー社の製品の中にはリニアアンプ部分のみでローパスフィルターを省略したもっと低価格の製品もありますが、そのままでは新スプリアス基準はおろか、旧スプリアス基準すら通過しない製品も交じっています。 
サンプル1台だけの評価結果では下記の通りでした。
HLA150Vpllus IMD

(1)2トーンテスト
最初にエキサイタとしてKX3を使用し、50オームのダミーロードを使用して、出力50Wにて測定したIMDが何とか20dBです。 電源電圧が13.8Vなのであまり高いIMDは望めませんが、まずまずと言った処でしょうか。
100Wを出力するとIMDはもう少し悪化します。 良い音で使いたい方は50W程度で軽く使うとよいでしょう。
(2)スプリアステスト
一番関心のあるスプリアステストですが、スプリアスはキャリアより-50dB以下でなければなりませんが、1.8MHzから28MHzの全てのバンドで高調波のレベルを測定しましたが、基準を上回ったのは3.5MHzでわずか3dB基準より大きいスプリアスが出ていました。
HLA150Vpllus 3.5MHzスプリアス
写真は3.5MHzのスプリアスで第4高調波が基準より少し高くなっています。
この程度ですと、フィルターの再調整で何とかなる範囲です。
ちなみに、各バンドの最大のスプリアスは以下の通りでした。
1.8MHz -57dB
3.5MHz -47dB
7MHz -50dB
10MHz -50dB
14MHz -54dB
18MHz -50dB
21MHz -53dB
24MHz -50dB
28MHz -60dB
いずれも規格ぎりぎりといった結果です。

HLA 150V pllusの特徴
電源電圧 13.5Vで最大出力150Wのリニアアンプ。
終段はMRF455×2 
ドライブ電力は10Wです。 電源は13.8V 30Aくらいの余裕のあるものを使います。
FT-817などの5W機でドライブしても、出力は100W出てきます。 通常は100Wで使用し、バンドにより150Wくらい出るバンドもあるといった処です。 メーカーは型式に150の文字を入れているので150Wアンプと呼びたい処ですが、100Wで使うのが無難な処です。
大型の放熱フィン付き筐体と2機の大型ファンがありますので出力100WくらいでFMやRTTYなどの過酷なモードでも連続運用ができます。 SSBの場合は150W フルパワーで運用してもファンは必要ないくらいです。
CW,FM,RTTYで高出力を出したい場合には最適のリニアアンプです。

接続はPTT信号で送受信の切り替えを行います。 FMやRTTYモードの場合はキャリア感知で自動送信もできます。 SSBでもキャリア感知で送信できますが、VOXを使っている時のように、音声が途切れると受信モードにいちいち戻りますので、PTT信号を併用した方がよいでしょう。

安全対策
安全対策はHiSWRによるプロテクト。 高温度によるプロテクト。 過電流については内部にヒューズを設置してあります。 バンド切り替えは、うっかりしても安心のキャリア感知による自動バンド切り替え機能があります。
FT-817 K1,K2,K3,KX3などで頼りになる一台です。

残念な部分
残念な事に、オートチューナは内蔵していません。 SWRの高いアンテナを使用する場合は外部に手動または自動のチューナが必要です。 CG-3000などの自動チューナを使う事もできます。
posted by 木下重博 JA8CCL at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース

2016年04月05日

最大16.5mのグラスファイバーポールと収納時63cmの6mポールを発売開始

移動用グラスファーバーポールシステム
最初にお届けするニュースは最大16.5mの長さを実現したCGアンテナ社のグラスファイバーポールです。 6mから16.5mと幅広いラインナップとなりました。
 CGアンテナ社は移動用の各種グラスポールを発売して来ましたが、もっと長いポールをという要望に応えて1mのGP-EXTと GP-ADPを使った10mのポールGP-10を1m単位で最大6.5mまで延長するポールを開発しました。 最初の一段は接合部の強度を保つためにGP-10、GP-ADP、GP-EXTが3重に重なるように設計されているので、チューブのオーバーラップのために延長される長さが半分になります。 GP-EXTは一本が約1mのグラスファイバーポールで鉛筆のキャップを重ねるように段々と重ねて最大7本で約6.5mの延長ができます。 GP-EXTの先端にはGP-ADPを中継のパイプとして使い、その上部に10mのGP-10を接合する事ができます。 GP-EXTを7本とGP-10を組み合わせると最大16.5mのグラスファイバーポールとなります。 グラスファイバーポールは移動運用なので固定で長期間使用できる耐風速能力はありません。 このシリーズの登場で従来の12mポールNP-12は廃品種となりました。
GP-ADP Fig1.jpg
GP-EXTは直径約50mmで簡易のポータブルマストとして単独でも使用でき、上部に軽量な八木アンテナ程度を搭載する事ができます。 アンテナの性能を100%引き出す絶縁物のマストとしては貴重な存在となるでしょう。
GP-ADP Fig2.jpg
接合部写真文字入り.jpg

小型6m移動用ポール SP-6
 SP-6は6mのグラスファイバーポールですが、パイプの先端の外径は6.5oあり、釣り竿ではなくアンテナのポールとして設計されたものでGP-10の先端と同様の強度を持っています。 従来のグラスファイバーポールは仕舞寸法(畳んだ時の長さ)が1.1m程度あり、旅行カバンには収納できませんでしたが、SP-6は仕舞寸法がわずか63cm、重量も800gと軽量です。 旅行用の釣り竿アンテナとしては最適なグラスファイバーポールです。 SP-6の登場で、従来品の6mのグラスファイバーポールNP-6も廃品種となりました。
CG アンテナ社のグラスファイバーポールシステムは6mから16.5mまでを下記のラインでカバーします。 又SP-6は2本組み合わせて14MHzのフルサイズのデルタループアンテナのスプレッダとして使用する事もできます。

仕様 価格は税抜きで以下の通りです。 送料は1000円です。

品名 公称長さ 仕舞寸法 元口直径 先端直径 重さ 定価(円)
SP-6    6m   0.63m 38.4mm  6.5mm  0.8Kg  5,700
NP-8    8m   1.15m 39.0mm  2.0mm  0.9Kg  3,800
GP-10   10m  1.16m  45.8mm  10.6mm  1.7Kg  9,000
GP-EXT   1m   1.12m 56.2mm  50.8mm  0.7Kg  3,600
GP-ADP       0.50m 56.8mm  51.3mm  0.3Kg  2,400
posted by 木下重博 JA8CCL at 12:12| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース