2016年04月14日

RMイタリー社 150Wリニアアンプ 衝撃のキャンペーン価格で提供

エレクトロデザインでは昨年、RMイタリー社から一年以上前からリニアアンプの販売の打診があり、サンプルを取り寄せて技術的な評価の上、HLA-150V Pullusについて販売を開始しました。 RMイタリー社からは直輸入販売だけでなく故障修理などの技術サポートは日本国内で当社の独自技術で行います。
今回、一層の普及をめざしてHAL-150Vを特別キャンペーン価格 45,000円で提供します。

RMイタリー HLA150Vpllus
100Wクラスのリニアアンプは国産メーカーが無くなった今、国産品の再生が待ち望まれる処ですが、一方でRMイタリー社のリニアアンプの製造には歴史があり、技術的にも評価が高まっていますので、普及品としてのリニアアンプは、当社で販売しているK1,K2,K3,KX3などにもマッチし、より低価格で100Wクラスの出力が得られる手ごろな商品として魅力があります。 問題は性能で、新スプリアス基準対応品でなければならないのですが、HLA-150Vに限っては出力にキャリア感知による自動バンド切り替え機能付きのローパスフィルタを装備し、新スプリアス基準対応となっています。 RMイタリー社の製品の中にはリニアアンプ部分のみでローパスフィルターを省略したもっと低価格の製品もありますが、そのままでは新スプリアス基準はおろか、旧スプリアス基準すら通過しない製品も交じっています。 
サンプル1台だけの評価結果では下記の通りでした。
HLA150Vpllus IMD

(1)2トーンテスト
最初にエキサイタとしてKX3を使用し、50オームのダミーロードを使用して、出力50Wにて測定したIMDが何とか20dBです。 電源電圧が13.8Vなのであまり高いIMDは望めませんが、まずまずと言った処でしょうか。
100Wを出力するとIMDはもう少し悪化します。 良い音で使いたい方は50W程度で軽く使うとよいでしょう。
(2)スプリアステスト
一番関心のあるスプリアステストですが、スプリアスはキャリアより-50dB以下でなければなりませんが、1.8MHzから28MHzの全てのバンドで高調波のレベルを測定しましたが、基準を上回ったのは3.5MHzでわずか3dB基準より大きいスプリアスが出ていました。
HLA150Vpllus 3.5MHzスプリアス
写真は3.5MHzのスプリアスで第4高調波が基準より少し高くなっています。
この程度ですと、フィルターの再調整で何とかなる範囲です。
ちなみに、各バンドの最大のスプリアスは以下の通りでした。
1.8MHz -57dB
3.5MHz -47dB
7MHz -50dB
10MHz -50dB
14MHz -54dB
18MHz -50dB
21MHz -53dB
24MHz -50dB
28MHz -60dB
いずれも規格ぎりぎりといった結果です。

HLA 150V pllusの特徴
電源電圧 13.5Vで最大出力150Wのリニアアンプ。
終段はMRF455×2 
ドライブ電力は10Wです。 電源は13.8V 30Aくらいの余裕のあるものを使います。
FT-817などの5W機でドライブしても、出力は100W出てきます。 通常は100Wで使用し、バンドにより150Wくらい出るバンドもあるといった処です。 メーカーは型式に150の文字を入れているので150Wアンプと呼びたい処ですが、100Wで使うのが無難な処です。
大型の放熱フィン付き筐体と2機の大型ファンがありますので出力100WくらいでFMやRTTYなどの過酷なモードでも連続運用ができます。 SSBの場合は150W フルパワーで運用してもファンは必要ないくらいです。
CW,FM,RTTYで高出力を出したい場合には最適のリニアアンプです。

接続はPTT信号で送受信の切り替えを行います。 FMやRTTYモードの場合はキャリア感知で自動送信もできます。 SSBでもキャリア感知で送信できますが、VOXを使っている時のように、音声が途切れると受信モードにいちいち戻りますので、PTT信号を併用した方がよいでしょう。

安全対策
安全対策はHiSWRによるプロテクト。 高温度によるプロテクト。 過電流については内部にヒューズを設置してあります。 バンド切り替えは、うっかりしても安心のキャリア感知による自動バンド切り替え機能があります。
FT-817 K1,K2,K3,KX3などで頼りになる一台です。

残念な部分
残念な事に、オートチューナは内蔵していません。 SWRの高いアンテナを使用する場合は外部に手動または自動のチューナが必要です。 CG-3000などの自動チューナを使う事もできます。
posted by 木下重博 JA8CCL at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース